バスケットに絡みついた朝顔を繊細なタッチで表現したアールヌーボーらしいイパーンです。
真ん中がボウル状になっているので、お花と一緒にフルーツ等を盛り付けることもできます。
花を生けてもそのままでも絵になる、まさに食卓の芸術と呼ぶに相応しい逸品です。
アールヌーボー とは・・
アールヌーボーはウィリアム・モリスが1861年に創始したイギリスの「アーツ&クラフト運動」に起源し、フランス語で「新しい芸術」を意味します。
この運動は大量生産に反発したモリスらがより装飾的なスタイルを求めようとしたもので、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを席巻したアールヌーボー様式の基礎となりました。
アールヌーボーは浮世絵などの日本文化の影響を色濃く受けており、実際当時のヨーロッパでは日本趣味が大変流行していました。
植物や昆虫、女性などをモチーフにした曲線的な表現が特徴です。
年代 1919年
材質 シルバープレート
サイズ 34x31.5cm 高さ/35cm
状態 AA
※ハンドルが若干非対称です。